院内に小山労働衛生コンサルタント事務所を併設しております。企業様の産業保健関連の業務および精神科医師面談、心理士カウンセリングのご依頼も承ります。
※精神科医師面談、心理士カウンセリング(オンライン)は保険外診療です。
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tel.0285-37-9195
産業医とは、労働者の健康を守るために、専門的な立場から指導・助言を行う医師です。主に労働環境の改善、健康診断の実施・結果の評価、労働者への健康指導、メンタルヘルス対策などを行います。労働安全衛生法により、従業員が50人以上に至った時点から14日以内に産業医を選任する必要があります。
業種 | 労働者数 | 選任の必要の有無 |
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全業種 | 50名未満 | 選任の必要なし |
50~499名 | 委託医 | |
500~999名 | 委託医 | |
1,000~3,000名 | 専任医 | |
3,001名以上 | 専任医(2名以上) |
※常時1,000人以上の労働者を雇用する事業場と有害業務に常時500人以上の労働者を従事させている事業場には専属の産業医を選任しなければなりません。(労働安全衛生規則第13条第1項第2号)
産業医は、従業員の定期健康診断の実施を監督し、その結果に基づいて健康管理指導を行います。早期に健康問題を発見し、適切な対策を講じることで、重大な疾病を予防します。
産業医は職場の環境を定期的に確認し、労働者が安全かつ快適に働ける環境を提供するための助言を行います。これは、物理的な環境だけでなく、心理的なストレス要因の軽減にも及びます。
従業員が健康に関する問題を抱えた場合、産業医は相談に応じ、必要に応じて適切な医療機関への受診を勧めることもあります。また、メンタルヘルスの面でも、産業医の役割は非常に重要です。